最近ただのお絵かきブログになっているので、最近微妙にハマってしまった罠を。
目次
ありがちな依頼
「仮想マシンのディスク容量がいっぱいになったので、容量増やして下さい」
「整理して容量空けて下さい(いいよ)」
という依頼を受けて早速VM上からディスクサイズを広げようとすると。。
ディスクの数値がグレーアウトして拡張できない事象にたまにぶち当たりますね。
原因と対応
スナップショットが残っている
ググって速攻出てくるのがこちら。スナップショットが残っている場合。
この場合はスナップショットを全て削除すればグレーアウトは解消されます。
仮想デバイスノードがIDEの場合
こちらが昨日ハマったパターン。スナップショットが作られていないにも関わらず、何故かディスクの数値がグレーアウトのまま。一度スナップショットを作る→全部消すとかやっても解消されないので、他の仮想マシンと見比べていたところ、SCSIコントローラが無いことに気がつく。
まさかと思い、仮想デバイスノードを確認すると…
おぉ、他の仮想マシンがSCSI接続なのに比べて、対象マシンはIDE接続になっている。少し調べているとVMのkbがあり…
VMware Knowledge Base
注: vSphere Client を使用して IDE 仮想ディスクのサイズを増やすことはサポートされていません。 vSphere Client で拡張可能なサポートされているディスクは、SCSI 仮想ディスクのみです。
そうだったのか(初耳)。
それではダメ元でIDEをSCSI接続に設定編集から変更してみたところ…
OSが起動しなくなりました。
直前にスナップショット取得していたのでそっから戻しました。危ない。
どうやらちゃんとした手順がある模様。
なるほど。めんどくさそうだ。
後日談
「ディスク拡張できませんでした!ごめんね!!」